散骨を検討する際に抑えておいて欲しい7つのポイント

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散骨

自分の「終の棲家」についてどのようにしようかと、インターネットでその情報を集めていると、散骨というキーワードを知り、興味を持たれているのではありませんか。

そこで、今日の記事では、散骨の基本情報とその種類、メリットとデメリット等をお伝えしていますので、ぜひ自分の「終の棲家」を検討される際に参考にしてみてください。

1.散骨の基本情報

1-1.散骨とは

一般には、遺骨を墓に納めず粉末状にした後、海や山林、空などにそのまま撒き、故人を弔う葬送方法を散骨といいます。ただし森林へ粉末状にした遺骨を埋める樹木葬などは、埋葬になり、散骨とは区別されています。あくまでも撒く行為が散骨なのです。

遺骨を粉末状にする散骨は、墓を必要としない唯一の葬送方法ともいえます。ちなみに散骨以外の遺骨の埋葬は、法律によって墓地と指定されている場所以外では禁止されています。

1-2.散骨は違法行為ではない

一部では、散骨は「墓地埋葬等に関する法律」の違反や「遺骨遺棄罪」にあたる可能性があると指摘されていましたが、以下のように決して散骨は違法行為ではありません。

■「墓地埋葬等に関する法律」に対する厚生省の見解

墓埋法はもともと土葬を対象としていて、遺灰を海や山に撒く葬法は想定しておらず対象外で、自然葬を禁じた規定ではない。

■「遺骨遺棄罪」に対する法務省の見解

刑法190条の遺骨遺棄罪の規定は、社会風俗としての宗教的感情を保護するのが目的であり、散骨は葬送のための祭祀のひとつとして節度をもって行われる限り、遺骨遺棄罪にはあたらない。

つまり、散骨は、葬送の目的で節度を持って行えば問題ないということです。

1-3.散骨≒海洋散骨

山中や野山など陸地での散骨の場合には、当然その所有者から散骨の許可を得てから行なう必要があります。しかし日本では、まだ散骨への理解度が低く、許可を得ることは事実上、大変困難です。

そのため、日本で散骨といえば、ほとんどの場合、海洋散骨を指すことが一般的です。

2.主な2つの海洋散骨について

ここでは、主な海洋散骨の2種類をお伝えしています。

2-1.沿岸散骨

沿岸散骨

砂浜や岩場、岬などの沿岸から海中に散骨することです。ただし条例で沿岸散骨が禁止されている場所もあります。

2-2.遠洋散骨

船や飛行機に乗って遠洋まで出てから海中に散骨することです。ただし漁業権がある海域では許可を得る必要があります。その海域で勝手に散骨すると、業権者などから慰謝料請求や損害賠償請求をされる可能性がありますので気を付けましょう。

3.海洋散骨以外の散骨について

あまり知られていませんが、海洋散骨以外にも下記3つの種類があります。

3-1.森林散骨

許可を得た森林に粉末にした遺骨を撒き、散骨することです。しかし、この散骨方法は、墓や霊園と同様に管理費や永代供養料が掛かることがほとんどです。

※よく勘違いされますが、森林散骨と樹木葬は異なります。その違いは、遺骨を撒くとの埋めるとの違いです。僅かな違いですが法律的には大きく異なります。埋めると埋葬になり、遺骨を埋める樹木葬は「墓地埋葬等に関する法律」の対象になります。

【注意事項】陸地に撒く散骨を条例で許可制にしている市区町村があります。※2016年現在

埼玉県 秩父市・岩見沢市
静岡県 御殿場市・西伊豆町・熱海市・伊東市
長野県 諏訪市
北海道 長沼町・七飯町・岩見沢市

3-2.空中散骨

飛行機で海上に出て、粉末にした遺骨を空から撒き散骨することです。海の上空から撒くので、事実上、海洋散骨と同じと考えていいでしょう。

3-3.宇宙散骨

宇宙散骨は、バルーンで成層圏まで打ち上げ破裂させて散骨する方法です。重量制限があるので、一人分しかできないようです。

4.実際の海洋散骨の様子

他サイトですが、実際の海洋散骨の様子がよくわかる動画がありましたので、ご紹介いたします。

5.散骨のメリットとデメリット

この項目では、散骨に関する5つのメリットと3つのデメリットをお伝えしています。

5-1.主なメリットは5つ

①費用面で安く済む

墓地を取得して墓を建てないので費用が安くなる

②手続き不要

埋葬許可証などを取得する手続きが必要なくなる

③自分らしく送ってあげられる

散骨の場合、ほとんどが生前からの希望であるため、自分らしく送ることができます。

④後継者の問題がなくなる

墓を必要としないので、墓地や墓を管理する墓守などの後継者問題もありません。

⑤宗教や宗派が関係なくできる

宗教とは全く関係のない海への葬送方法なので、宗教や宗派が問われることはありません。

5-2.主なデメリットは3つ

①祀る対象がなくなる

お盆に墓がないと、具体的な祀る対象がないので遺族が寂しく感じるかもしれませんね。

②改葬できない

何らかの事情で、墓を建てることになっても遺骨がないので改葬(遺骨の移動)はできません。

③誤解されることがある

まだ散骨はポピュラーな葬送ではありませんので、特に年配の人から誤解されて、変わり者扱いされるおそれがあります。

6.海洋散骨の費用目安

ここでは、海洋散骨の費用目安についてお伝えしています。

6-1.海洋散骨の場合

●チャーター海洋散骨
※故人のご親族のみで船を貸し切って行う散骨です。
30万円~50万円
●合同海洋散骨
※同時に複数の遺族で船に乗り合わせて行う散骨です。
約10万円
●代行散骨
※業者へ遺骨を預けてスタッフのみで行う散骨です。
約5万円

費用参照元URL:http://www.352-mag.com/index.html

6-2.沿岸散骨の場合

●粉骨費用
※沿岸までは自力で行けますので粉骨作業の費用のみです。
24,000円~42,000円

費用参照元URL:http://funkotu.jp/funkotu/price.html

7.遠洋散骨サービスがある会社

ここでは、私はネットで見つけた遠洋散骨サービスを扱っていると思われる会社サイトを一覧表にしていますので、参考にしてください。

会社名・サイト名 電話番号 所在地
オーシャンメモリアル 0120-426-388 東京都港区芝3-15-13 YODAビル5階
東京海洋散骨 0120-009-352 東京都港区赤坂9-1-7
海郷帰 06-6882-1147 大阪市北区長柄西1丁目6番14号
to nature 0120-926-352 北海道石狩市花川東642-1
フェニックス 0120-867-710 北海道札幌市白石区本通3丁目北1-20
本通3ビル3F
絆-kizuna 045-512-3990 横浜市瀬谷区本郷3-27-20
珊瑚礁 0120-443-540 神奈川県座間市南粟原6-31-71-4
0120-487-392 千葉県千葉市花見川区千種町199番地68
海洋散骨めぐる 0120-916-961 茨城県鹿嶋市中2696番地7
WEHPY 080-5164-6699 静岡県三島市 西旭ヶ丘4050-9
海洋葬ピュアマリン 0558-23-0500 静岡県下田市3丁目6-6
志摩海葬 0120-920-781 愛知県名古屋市緑区有松町桶狭間生山1-148
バトーセレモニー 0120-917-352 大阪府豊中市蛍池東町1-4-1
クレストマリン 073-445-3515 歌山県和歌山市西浜3-8-51 クレスト西浜301
ブルーマイルゥー 0120-928-763 香川県高松市成合町267
自然葬・散骨の会 092-204-3052 福岡県福岡市博多区美野島1-8-25
沖縄海洋散骨サービス
センター
098-923-4258 沖縄県国頭郡恩納村真栄田
恩納村真栄田1398-6

8.まとめ

今日は、散骨の基本情報とその種類、メリットとデメリット、そしてその費用目安と遠洋散骨サービスを提供している会社一覧表をお伝えしましたが、参考になったでしょうか。海洋散骨を真剣に検討されている人は、一覧表の会社に直接問合せや相談をしてみてください。

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