孤独死で腐乱した部屋を見る際にうろたえないで済む事前知識

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孤独死 腐乱

身内が孤独死の腐乱遺体で発見されてしまい、まだショックでうろたえている中、腐乱した遺体があった部屋ってどんな様子なのだろうか、または今後はどうなるのだろうと色々想像してうろたえていませんか。

今日は、そのうろたえを少しでも取り除くことができるように、孤独死現場の現状について基本的なことをお伝えします。それを知っておくと、うろたえやショックは少しは低減されるでしょう。

 1.孤独死で遺体が腐乱した形跡

遺品整理:フトン

夏場であれば2~3日で、冬場でも5~7日程度で、孤独死した遺体は腐乱が進みます。亡くなった人の体質や部屋の環境、経過日数により、腐乱程度は様々です。

具体的には、死亡により体内で細菌が繁殖して、やがて肉体が腐り、その腐敗体液が体外に流れ出て、強烈な死臭を発生させます。そして、その死臭を嗅ぎ付けたハエやゴキブリ等が、その腐乱した遺体を貪り産卵し、さらにその数は増していきます。

イラストや文字では、その惨状をお伝えするのは難しいので、実際に腐乱遺体があった箇所の写真をお見せします。

1-1.腐乱遺体があった箇所の写真

2.孤独死発見後にしなければならない3つのこと

ここでは、孤独死を発見した後に、誰かがしなければならない主な3つのことをお伝えします。

2-1.警察への連絡

警察へ連絡すると、すぐに警察の検死課が来て、孤独死した状況の調査と記録(現場検証)になります。そして事件性の有無を確認するため家宅捜索も行なわれます。その際、腐乱した遺体は、警察に一旦引き取られ、死因を突き止めるため検死が行なわれます。

さらに詳しい警察の動向に興味がある人は http://menzine.jp/trivia/hensihusinsisonogo1653/  をご覧ください。

2-2.連帯保証人や相続人への連絡

ここでは、賃貸住宅と持ち家とに分けてお伝えします。

■賃貸住宅の場合

賃貸住宅での孤独死は、不動産管理会社や大家が連帯保証人に連絡して、部屋を確認してもらいます。その後、主に腐乱遺体で汚染された部屋の復旧費用や遺品の処遇について話し合いが持たれます。

詳細な連帯保証人の責任範囲などを知りたい人は http://ihinseiri-dai8.jp/hanreisyuu/ でお伝えしています。

■持ち家の場合

持ち家での孤独死の場合は、警察が戸籍等の情報を辿って相続人に親族が死亡したことを連絡します。そしてその相続人は孤独死現場を確認し、安置所にて本人確認を行なうことになります。

2-3.孤独死した部屋の清掃や遺品整理

賃貸住宅の場合、部屋の清掃や遺品整理は、次の入居者募集のために必須です。また未払い家賃等があれば、連帯保証人または相続人がその支払いもしなければなりません。

一方、持ち家の場合は必須ではありませんが、多くの場合は同様に部屋の清掃や遺品を整理しなければなりません。その理由は、近所への体裁と腐乱臭の消臭のためです。

孤独死で腐乱した形跡をそののままにしておくと、周りであらぬ噂が立ったり、死臭が漂っているなどと近所から苦情が出て、相続人にとっても資産価値が下がることがあり、決して好ましい状況にはなりません。

3.腐乱遺体があった部屋の清掃方法

ここでは、次項目でお伝えする孤独死部屋専用の清掃業者が行なっている基本的な清掃方法をお伝えします。

3-1.ハエやゴキブリの駆除

害虫駆除料金:作業者は長いノズルでゴキブリ

ハエやゴキブリなどの害虫は、清掃作業中に動き回って作業に支障が出ますし、さらに近隣に逃げてしまう恐れがあるので、最初に駆除します。

3-2.腐乱遺体が触れていた物の撤去

特殊清掃:腐敗体液付着物の撤去

腐乱遺体が触れて、腐乱体液が付着しているフトンや畳などを撤去して、大まかに死臭の元を断ちます。この撤去作業で死臭の50%は消臭できます。

3-3.腐乱体液の除去

腐敗臭消臭:床の拭き取り作業

付着物を撤去しても取れない床などに付着した腐乱体液をブラシ等で除去します。とにかく死臭消臭には、ほぼ100%臭いの元を断つことが大原則です。

3-4.遺品の整理

腐敗臭消臭:家具の運び出し作業

一般の人は、あまりご存じではありませんが、腐乱体液だけを除去しても100%死臭を消臭できません。なぜならば、約20%の死臭は、腐乱体液は付着していない遺品や壁、天井にも移っているからです。そのため、遺品を整理し処分することは不可欠です。

3-5.孤独死専用の消臭剤の使用

腐敗臭消臭:天井・壁・床にスプレー

該当箇所や部屋全体に孤独死専用の消臭剤を使用します。必ずすべての箇所に消臭剤を噴霧することが重要です。僅かでも噴霧していないと、そこから死臭が部屋全体に漂ってきます。それほど死臭の臭いは強烈です。

3-6.消毒剤の散布

腐敗臭消毒:天井・壁・床にスプレー

死臭がキチンと消臭されても、まだ腐乱遺体から発生した細菌が残っていることも考えられます。そのため、必ず消毒剤の散布も行なっています。

 4.孤独死部屋専用の清掃業者がいる

前項目のように孤独死部屋を専用に清掃を行なう業者のことは「特殊清掃業者」と呼ばれています。この特殊清掃業者は、死臭消臭に関するノウハウや経験を豊富に持っているので、通常のハウスクリーニング業者とは全く別業者と考えたほうがいいでしょう。

この特殊清掃業者と通常のハウスクリーニング業者との違いについては「孤独死清掃は特殊清掃業者にすべき理由と正しい業者の選び方」でお伝えしています。

 5.特殊清掃の費用目安

ここでは、平均的な特殊清掃費用の目安をお伝えします。詳しい費用金額は、必ず個々の業者見積りのうえ、ご確認ください。

特殊清掃 55,000円~500,000円(総額|ただし消費税は別途)

※遺体発見までの日数や亡くなった箇所、腐乱状態等によってどうしても金額に大きな幅があることはご了承ください。
※原状回復リフォーム費用は含まれていません。
※家具の処分などの遺品整理費用は含まれていません。

5-1. 特殊清掃費用の内訳

腐乱体液・汚物撤去 20,000円~250,000円
害虫駆除 15,000円~100,000円
消臭消毒 20,000円~150,000円

 6.後悔しない特殊清掃業者の選び方

このように特殊清掃の費用は高額になりがちです。その理由は簡単です。一般の人はこの仕事に就きたがらないので人件費が高騰していることと、汚染された物の処分費が高額だからです。高額な特殊清掃を依頼する際に気になるのが、ボッタクリ業者やしっかりと死臭消臭できない悪質業者の存在ですよね。

そこで、具体的な後悔しない特殊清掃業者の選び方を「プロ直伝!特殊清掃会社で悪徳業者と優良業者を見分ける方法」でその詳細をお伝えしていますので、ぜひ参考にしてください。

 7.まとめ

今日は、孤独死の現状について基本的なことをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。少しでもあなたの不安感が取り除けたのであれば幸いです。

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コメントはこちらからどうぞ

  1. hkn より:

    >腐乱した遺体は、警察が一旦引き取られ、

    「腐乱した遺体は、警察に一旦引き取られ」か「腐乱した遺体は、警察が一旦引き取り」ではないでしょうか。

    >孤独死で腐乱した形跡のままにしておくと

    「孤独死で腐乱した形跡をそのままにしておくと」ではないでしょうか。

    1. 田中 翔之助 より:

      hknさま

      ご指摘ありがとうございました。早速ですが修正させていただきました。

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