遺体から放たれる腐敗臭の消臭でお困りの人が読むべき記事

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腐敗臭消臭2

親族の死亡発見が遅れて腐敗した遺体からの臭いで苦情があり困っている状況で、その腐敗臭を消臭するのに一体どうすればいいのか、どこに相談すればいいのかさえも分からず、途方に暮れているのではないでしょうか。

そこで、今日は「失敗しない消臭業者の探し方」「腐敗臭消臭の費用目安」「業者が行なっている消臭作業」などをお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。

1.失敗しない消臭業者探しの3つのポイント

業者に腐敗臭の消臭を依頼する場合、消臭業者の探し方を間違うと費用ばかり掛かり、結果的に腐敗臭の消臭がされず後悔することになります。ここでは、消臭業者を探す際に気を付ける点を3つお伝えします。

1-1.必ず腐敗臭消臭の専門業者を選ぶこと

孤独死 特殊清掃:死臭消臭ノウハウ

通常のハウスクリーニング業者では、腐敗臭消臭ノウハウや経験が蓄積されていないので、腐敗遺体からの臭いを消臭することはキチンと出来ません。また依頼自体も受付けされていないハウスクリーニング業者が多いようです。仮に依頼できたとしても、まともに消臭が出来ない上に、高額な割増料金を請求されることもあります。

ちなみに遺体の腐敗臭消臭を専門にしている業者のことは「特殊清掃業者」と呼ばれています。この特殊清掃というキーワードで検索すれば専門業者がたくさん見つけることが出来ます。

特殊清掃業者について詳しいことを知りたい人は「プロ直伝!特殊清掃会社で悪徳業者と優良業者を見分ける方法」でお伝えしています。

1-2.低価格の消臭業者を選ばないこと

特殊清掃会社:1K-29,000円~、激安の悪徳業者

特殊清掃業界は、まだまだ「安かろう、悪かろう」の業界です。ハウスクリーニングの延長線上で腐敗臭の消臭サービスを宣伝している業者も無数に存在します。そんな業者は料金は安いですが、肝心の消臭効果は全く期待出来ないと思っていいでしょう。

腐敗臭がキチンと消せる技術がないため大掛かりなリフォームを追加提案されるか、または腐敗臭は消えていないので、二重三重に他業者へ依頼するようになり結果的には高くつきます。例えば「ワンルーム:29,000円~」などと料金を提示している業者は、腐敗臭の消臭技術が乏しいと思っていいでしょう。

1-3.即日対応できる消臭業者を選ぶこと

遺品整理業者:「即日対応」

死亡から遺体が発見されるまでの日数にもよりますが、日にちが経てば経つほど、腐敗した遺体の臭いは強烈になります。当然、臭いが強烈になればなるほど、消臭作業に手間や時間が余計に掛かるため費用は高くなります。

だから見積りと同時に、これ以上腐敗臭が増加させないようにせめて腐敗体液の除去だけでも対応している消臭業者を選ぶことが賢い選択です。

これら3点に気を付ければ、業者に依頼して後悔する可能性が低くなることは間違いありませんのでぜひ参考にしてください。

2.腐敗臭消臭の費用目安

ここでは、インターネット上でよくある見せかけの激安消臭費用の金額はお伝えしません。実際に当社で依頼された最低金額と最高金額をお伝えします。

腐敗臭消臭(害虫駆除+腐敗体液除去+消臭消毒) 55,000円~500,000円(総額/消費税別)
  • 遺体発見までの日数や亡くなった箇所、腐敗状態等で金額に大きな幅があることはご了承ください。
  • リフォーム費用は含まれていません。
  • 遺品整理の費用は含まれていません。

3.特殊清掃業者が行なっている腐敗臭の消臭作業

ここでは、遺体から発生する腐敗臭の消臭専門業者である「特殊清掃業者」が行なっている具体的な消臭作業をお伝えします。

3-1.害虫駆除

腐敗臭の消臭作業1

腐敗した遺体があったフトンなどに、ゴキブリやウジ、ハエを発生していれば、ほうきなどを使用して害虫を駆除します。極力取り逃がしがないように掃除機で吸うこともあります。特にウジはタタミと同系色で気づきにくいので注意深く駆除します。

3-2.腐敗体液の付着物を撤去

腐敗臭着物の消臭撤去

フトンやタタミ、マットレスなど直接、腐敗した遺体が触れていた物は、全て二重三重に梱包して搬出、回収します。その際に腐敗体液が、例え僅かでも他箇所に付着しないように細心の注意を払って行ないます。

3-3.床や壁などの拭き取り作業

腐敗臭消臭:床の拭き取り作業

遺体から流れ出て腐敗体液が付いた床や壁など撤去できない物は、入念に拭き取り作業を行ないます。雑巾やブラシ、コテ等の道具を使用して僅かの腐敗体液も取り除きます。

※敷居の隙間やフローリング自体等に深くまで染みこんで、物理的に拭き取り作業ができず腐敗臭の消臭が出来ない場合は要望があればリフォームも行ないます。

3-4.消臭剤の散布(該当箇所)

腐敗臭の消臭作業:スプレー

腐敗臭専用の特殊な消臭剤を拭き取りした箇所へ散布します。拭き取り状況によっては、たんぱく質を除去する薬剤を塗布することもあります。

3-5.生活用品を整理後、搬出処分

腐敗臭消臭:家具の運び出し作業

腐敗した遺体があった箇所だけ消臭しても絶対に部屋から腐敗臭を消臭することは出来ません。その理由は、部屋にある家電や家具などの生活用品にも腐敗臭が付着しているからです。この生活用品を整理し、搬出処分することを遺品整理といいます。

詳しい遺品整理の方法は「【一円も損をせずに遺品整理業者を選ぶための全知識と全手順」でその詳細をお伝えしています。

3-6.簡単な清掃

腐敗臭消臭:簡単清掃

カーテンレールや照明の傘、長押などのホコリを落とし、ホウキや掃除機で綺麗にします。このホコリにも腐敗臭が付着しているので部屋の隅々まで清掃します。

3-7.消臭剤の散布(部屋全体)

腐敗臭消臭:天井・壁・床にスプレー

腐敗臭専用の特殊な消臭剤を床や壁はもちろん、天井まで部屋全体に散布します。その散布量は、多くても少なくても消臭力に影響しますので豊富な経験が必要です。そして消臭剤の成分が落ち着く(約30分間)まで待機します。

3-8.腐敗臭の消臭確認

腐敗臭消臭:床に鼻で確認

遺体があった箇所はもちろん、他の床や壁、窓などにも実際に1cmぐらいまで鼻を近づけて、腐敗臭の有無を確認します。鼻が腐敗臭の刺激に慣れてくると判断がしにくくなるので「外に出る→新鮮な空気で鼻をリフレッシュさせる→鼻を近づけて消臭確認」を何度も何度も繰り返します。腐敗臭消臭が確認できたら次の消毒剤の散布へ進みます。

3-9.消毒剤の散布(部屋全体)

腐敗臭消毒:天井・壁・床にスプレー

腐敗臭を消臭できても遺体特有の細菌が残っている場合もあります。そのため、部屋全体に専用の消毒剤を散布します。

3-10.再度、腐敗臭の消臭確認

腐敗臭消臭:床に鼻で確認

最後にキチンと消臭できているかどうかの最終確認をします。その方法は、上記と同じく何度も何度も部屋中の至る箇所に鼻を近づけて確認します。消臭できていなければ、その原因を突き止めて再度消臭消毒作業を行ないます。

 4.自分で腐敗臭を消臭する方法

冬場や遺体発見までの日数が短い場合は、極めて腐敗臭の量が少ないこともあります。そんなときは自分で消臭するという方法も選択が可能です。心理的に抵抗を感じない人であれば、十分に自分でも消臭作業は出来ると思います。

そんな人のために、この項目では、自分で消臭される際に絶対に気を付けてほしいポイントを4つを挙げています。

4-1.腐敗体液を最大限除去すること

腐敗臭の消臭作業において、最も重要なことは「腐敗臭の元を断つ」ことです。具体的には腐敗した遺体が触れていた布団や畳、カーペットなどは部屋から搬出して処分しましょう。そして、床はブラシ等で丁寧に清掃し、壁に付着している場合は壁紙を剥がしましょう。

たとえ1ミリ以下の腐敗体液でも残っているとしっかりと消臭は決してできません。

4-2.腐敗体液を絶対に広めないこと

一般の方がよくやる失敗が、臭いの元である腐敗体液を無意識に広めてしまうことです。僅かでも靴裏に腐敗体液を付けて消臭作業をすると、それが原因で部屋中の床から腐敗臭が発生するようになります。

予防策として、消臭作業前に床に雑巾やタオル、毛布などを敷いておくと、靴裏に腐敗体液が付着せず、腐敗臭の広まりを防ぐことができます。

4-3.芳香剤を使用しない

はっきりと申しますが、腐敗臭を香りで打ち消すことは絶対に出来ません。数日間ならば芳香剤の香りで消臭できたと錯覚されることが多いのですが、一週間経過するとその香りが無くなり必ず腐敗臭だけが残ってしまいます。

必ず芳香剤ではなく無臭の消臭剤を使用するように気をつけてください。

4-4.部屋全体の消臭を心掛ける

よく腐敗した遺体が触れた箇所だけ消臭すれば、腐敗臭を消臭できると思われがちですがそれは間違いです。亡くなった季節や亡くなった人の体質によっては、部屋中の至るところに腐敗臭は移ります。

例えば、扉が閉じられた風呂場で亡くなったのに、リビングを挟んで反対側の寝室やその押入れの奥まで腐敗臭がすることは頻繁にあります。

消臭作業は、天井や壁、窓等を含む部屋全体に必要でありもちろん家財道具にも必要になります。

5.消臭剤・消毒剤について

特殊清掃業者では、もちろん市販の消臭剤や消毒液は使用していません。まして芳香剤は消臭効果を確認できなくなるため厳禁です。

ここでは、特殊清掃業者が愛用している腐敗した遺体の現場専用消臭剤と消毒剤をお伝えします。近年では、ネットで購入できるようになったので自分で消臭される際は参考にしてみてください。

5-1.アビエチン酸配合消臭剤

香料で悪臭をごまかすのではなく、根本的に悪臭を除去します。消臭の仕組みは、アビエチン酸は反応性の高い分子構造を持ち、悪臭物質と反応して消臭します。また分子同士が結びついてカゴ状の構造をとり、その中に悪臭物質を取り込んで消臭します。悪臭物質が複数存在する場合は、それぞれ最も反応性の高い方法で消臭するため微量でも効果的に消臭します。

詳細と購入先 http://www.bmstation.jp/shop/products/457/

5-2.安定化二酸化塩素配合消毒剤

アンモニア、硫化水素、トリメチルアミン、メチルメルカプタン等の主要な悪臭成分を素早く分解します。市販の消臭剤によく使用されているものの約80倍といわれている除菌・消臭力は驚異的な消臭スピードを可能にしています。臭いの成分自体を分解するので香りで臭いをごまかすタイプでは不可能な無臭を実現できます。※悪臭を放っている物を除去した場合のみ。

詳細と購入先 http://field-s.net/item.html

ちなみに当社では、上記2つに更に特殊な成分を加えて改良した消臭剤・消毒剤を使用しています。

6.消臭出来ていないという思い込み現象もあります

遺体の腐敗臭は本当に強烈です。今までの一度も嗅いだことのない異様な悪臭なのでその衝撃は脳裏に刻まれます。そのため一般の人によくありますが、腐敗臭がキチンと消臭されているのに、まだ残っていると思い込まれることがあります。それを「プラシーボ効果」といいます。

6-1.プラシーボ効果とは

腐敗臭消臭:プラシーボ効果

偽薬効果とも呼び、本来は薬効として効く成分のない薬(偽薬)を投与したにもかかわらず、病気が快方に向かったり治癒すること。思い込みの力が状態を変化させることなどを意味する。(出典:ニコニコ大百科)

6-2.プラシーボ効果と思われる実例

ある戸建住宅の2F部屋で人が亡くなりました。その敷地は約100坪と広く、大きな庭付きの住まいです。門から玄関まで10メートル以上はあろうかと思います。その2F部屋を消臭作業後、お客様に確認していただくために現場へ案内しました。

まだ門まで100メートル以上あるにも関わらず、腐敗臭がすると言い出されたことがあります。その言い出された場所はちょうど現場住宅が見え始める場所だったのです。

100メートル以上離れていて臭いがすることは物理的にあり得ません。余程のショックと一度強烈な腐敗臭を嗅いだためプラシーボ効果が現れたと思われます。

7.まとめ

今日は、失敗しない消臭業者の探し方とその費用目安、業者が行なっている消臭作業にプラスして、自分で腐敗臭を消臭する方法との消臭剤などについてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。自分で消臭するかまたは専門業者に依頼するかは、あなたのお気持ちと部屋の状況次第で選べばいいでしょう。

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