知っておくべき!孤独死清掃の費用目安と支払う責任がある人

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
孤独死清掃 費用

親族の孤独死で気が動転しているなか、急かされるまま、その部屋の清掃見積りを業者に依頼したが、とんでもなく高いように感じて、もしかしたら私は騙されていないだろうかと疑問を抱かれているのではないでしょうか。

そこで、今日は孤独死清掃の費用目安とその費用を負担すべき人をお伝えします。ぜひ参考してみてください。

1.孤独死清掃の費用目安

孤独死清掃  55,000円~500,000円(総額|ただし消費税は別途)
  • 遺体発見までの日数や亡くなった箇所、腐乱状態等で金額に幅があります。
  • リフォーム費用は含まれていません。
  • 遺品整理、回収の料金は含まれていません。

1-1.孤独死清掃費用の内訳(総額|ただし消費税は別途)

腐敗体液・汚物撤去   20,000円~350,000円
害虫駆除   15,000円~50,000円
消臭消毒 20,000円~100,000円

 

多分、皆さんが思っていた以上に費用目安が高かったのではないでしょうか。しかし孤独死清掃は、皆さんが想像を絶するほどの猛烈な死臭が漂う中で作業をしなければならないこともあります。そのため、通常のハウスクリーニング費用と比べものにならないほど高額になるのが普通です。

2.孤独死清掃の費用以外にも支払いが発生する

孤独死があった場合は、孤独死清掃費用以外にも以下の支払いが発生することがほとんどですので、知っておいて心構えをしておきましょう。

  • 水道光熱費
  • 電話代、携帯代
  • 健康保険・国民年金
  • 税金
  • その他、レンタル料金やリース料など

2-1.想定外の支払い負担の可能性もある

特に賃貸住宅で孤独死があった場合は、以下の2点で支払い負担が発生することも可能性としてはあります。

■大家からの損害賠償請求

孤独死が発生した部屋なので、次の賃借人が集まりにくくなるということで、その損害賠償を大家から請求されることがあります。その金額は、敷金の20%~30%と2年間の家賃の20%といわれています。

■近隣住民からの損害賠償請求

特にアパートやマンションなどの集合住宅で孤独死が発生した場合、腐敗した遺体からの死臭が室外にも漏れ出すことも多々あります。その死臭を嗅いだために精神的な損害を受けたということで、周りの住民から損害賠償を請求されることがあります。

その金額は、ケースバイケースであまりにも金額に差があるので、割愛させていただきます。

【重要】しかし、近年では上記2つの損害賠償の請求は、認められない傾向にあるようです。なぜならば、孤独死が社会現象として認知されつつあるからではないでしょうか。現在では、病室や自宅で看取られながら亡くなっていく病死や自然死と、孤独死は同等であると法的には解釈されているようです。

※ただし自殺の場合は別です。特に大家からの損害賠償請求はあって当然と思われていたほうがいいでしょう。

3.費用負担すべき人は誰?それには順序付けがある

ここでは、その孤独死清掃やその他の費用は、一体誰が支払わなければならないのかを、順序を付けてお伝えします。

3-1.賃貸住宅の場合

1位:連帯保証人

まずは、その部屋を借りる際に連帯保証人になった人がその費用を支払う義務が生じます。

【理由】連帯保証人には、賃借人(孤独死した人)の管理責任があるからです。ちゃんと管理していれば、孤独死は防げたであろうという解釈から支払いを請求されます。

2位:法定相続人

連帯保証人に連絡が付かない、または支払うお金がないもしくは支払う意志がない場合は、法定相続人に連絡が来て、支払いをしなければならないこともあります。

【理由】法定相続人には、孤独死した瞬間から自動的に、その亡くなった人のプラス財産もマイナス財産も相続しているからです。もちろんマイナス財産の中には孤独死清掃の費用も含まれています。だから孤独死清掃やその他の費用を支払わなければなりません。

3位:部屋の所有者

法定相続人にも連絡が付かない、または支払うお金がないもしくは支払う意志がない場合は、部屋の所有者が自らの判断で支払うようになります。

【理由】この場合は、支払う義務はありませんが、部屋を元通りにするには、所有者本人がその孤独死清掃やその他の費用を支払わなければなりません。自分の所有する部屋なのですから、致し方ありませんね。

3-2.持ち家の場合

1位:法定相続人=所有者

ちょっと説明が難しいのですが、法定相続人とは、孤独死の瞬間にその家の所有者でもあるわけです。

【理由】これは理由の説明は不要ですよね。法定相続人=その家の所有者なのですから。自分のものは、自分で責任を持って対処するのはごく当たり前のことです。

2位:その住宅を購入した人

法定相続人=所有者の都合で、その家を孤独死清掃することなく、格安で売りに出されることがあります。その場合は、その住宅を購入した人が、孤独死清掃やその他の費用を支払うことになります。

【理由】孤独死清掃やリフォームなどをされていない分、購入金額が低くなっているので、その費用負担は、購入者がすることが前提の売買契約になっているからです。

3位:その住宅を借りた人

非常に稀ですが、法定相続人=所有者の都合で、その家を孤独死清掃することなく、格安で賃貸に出されることがあります。その場合は、その住宅を賃貸した人が、孤独死清掃やその他の費用を支払うことになります。

【理由】孤独死清掃やリフォームなどをされていない分、敷金無しや家賃が低くなっているので、その費用負担は、賃借人がすることが前提の賃貸契約になっているからです。

4.孤独死清掃等の直接の費用負担を回避する方法

孤独死などで清掃費用等が発生した場合、その費用の直接支払いを回避できる方法は2つあります。それは「相続放棄」と「限定承認」です。

4-1.相続放棄とは

相続放棄とは、プラス財産もマイナス財産も一切相続を放棄するというものです。預貯金や株、土地などがプラス財産にあたり、孤独死の清掃費用や借金などはマイナス財産になります。

この相続放棄の手続きをするには、自分に相続開始(身内の孤独死も含む)が発生したことを承知した日から 三ヶ月以内 に家庭裁判所に申立てなければなりません。この期間を過ぎると、単純承認(通常の相続)をしたものとみなされ、プラス財産もマイナス財産も引き継ぐことになります。

つまり、孤独死があってそのままにしておくと、その清掃費用は、いずれ直接支払わなければならなくなりますので、直接支払いを回避するには、必ず 三ヶ月以内に家庭裁判所に相続放棄の申し出をしましょう。

より詳細な説明は http://www2.odn.ne.jp/~cjj30630/houki.html をクリックしてご覧ください。

4-2.限定承認とは

プラスの財産よりマイナスの財産が明らかに多い場合には、一切の相続放棄をすればよいのですが、どちらが多いかわからない場合もあります。このように不明な場合に役立つ制度が限定承認です。

限定承認とは、相続したマイナス財産を相続したプラスの財産から相殺し、マイナスが多い場合は、相続人固有の財産で支払いする責任を負わないという制度です。

相殺した結果、プラス財産があれば、相続人のものになります。もちろんマイナス財産の中には孤独死の清掃費用も含まれているので、相続人が差額を直接支払う必要はありません。

でも結局は、孤独死の清掃費用はプラス財産で相殺されることになります。つまり間接的に支払うことになります。またその他のマイナス財産がプラス財産より多い場合は、孤独死清掃の費用負担は全くありませんが、相続した財産全体がマイナスなので、財産が手元に残ることはありません。

より詳細な説明は http://www2.odn.ne.jp/~cjj30630/houki.html をクリックしてご覧ください。

5.基本的な孤独死部屋の清掃方法

一般的には、下記の方法で孤独死部屋の清掃や消臭などを行なわれています。

5-1.腐敗体液の付着物の撤去

特殊清掃:腐敗体液付着物の撤去

布団や畳、絨毯など腐敗体液が直接付いた生活用品は、全て梱包し搬出、撤去します。搬出時に、腐敗体液が他の床や壁に付着しないよう、細心の注意をして行ないます。

5-2.害虫駆除

特殊清掃:害虫駆除

温暖な季節では、ウジやハエ、ゴキブリ、得体の知れない害虫などが死後2日~4日で発生します。それらを極力拡散させないように掃除機やホーキで駆除します。

5-3.死臭の消臭

特殊清掃:床死臭消臭

床や壁、建具やその隙間などに付着した腐敗体液を除去し、作業に支障が出ないように消臭液を噴霧して消臭します。特に引き戸のレール部分に腐敗体液が付着している場合は、かなり丁寧な細かいふき取り作業後、噴霧を行ないます。

5-4.遺品整理

特殊清掃:遺品の整理

孤独死があった部屋の家具や生活用品などを分別しながら整理し、不要なものは搬出し処分します。ひとつひとつ丁寧に分別することで、貴重品や思い出の品を探し出すことができ、遺族の人にお渡しすることができます。

5-5.簡単なホコリ清掃

遺品整理:簡単清掃

長押や鴨居のホコリをハタキで落とします。敷居などの溜まったホコリは、掃除機等で取り除きます。このホコリにも死臭が付いているので、孤独死清掃には不可欠な作業になります。

5-6.再度、死臭の消臭

腐敗臭消臭:天井・壁・床にスプレー

天井を含む部屋全体に消臭液を噴霧していきます。意外と思われるかもしれませんが、直接、腐敗体液が付着していない天井や壁にも死臭は付いていますので、部屋全体の消臭作業は必須です。

このような孤独死部屋の清掃は、業界用語で「特殊清掃」と呼ばれています。以前は、主に工務店やハウスクリーニング業がその清掃を請け負っていましたが、近年では、消臭ノウハウを身に付けた専門業者が多く現れているようです。一度インターネットで「特殊清掃業者」と検索してみてください。そうすると、たくさんの特殊清掃業者を見つけることができます。

6.孤独死後の清掃は、特殊清掃専門業者に任せるべき

孤独死後の清掃や片付けを工務店やリフォーム業者、便利屋などに依頼して、「臭いが残っている」「高額請求された」などと後悔された人を頻繁に見かけます。そんな事態にならないために孤独死後の清掃は、特殊清掃専門業者に任せるべき3つの理由を知っておきましょう。

6-1.高い死臭消臭効果を得られる

特殊清掃専門業者では、孤独死部屋専用の消臭液を使用しているので、高い死臭消臭効果を得られます。ホームセンター等で販売されている業務用消臭剤とは全く比べ物にならないほどの消臭効果の差があります。

6-2.リフォーム不要の可能性が高まる

工務店等に孤独死後の清掃を依頼すると、必ず大掛かりなリフォームを提案してきます。しかし特殊清掃専門業者では、あくまでも消臭清掃の業者ですので、まずはリフォーム無しの清掃作業を行ないます。その結果、往々にして高額なリフォーム工事が不要になることもあります。

6-3.専門業者だから割増し費用が掛からない

通常のハウスクリーニング業者に依頼すると、特殊な部屋だからという理由でかなりの割増し費用を請求されることがあります。しかし特殊清掃専門業者では、その特殊な部屋を清掃消臭することが通常業務なので、そのような割増し請求は一切ありません。

もしも孤独死部屋の清掃でお困りの場合は、上記の理由から、必ず特殊清掃専門業者に見積り依頼されることをおススメします。

7.依頼したら後悔する特殊清掃業者のタイプ

この項目では、はじめて特殊清掃業者に問合せをされる前に、知っておいて欲しい「後悔する可能性が高い業者タイプ」を箇条書きでお伝えします。

  • 非常識なほどの高額請求をする業者
  • 不用品回収もやっている業者
  • 消臭液の薬品名を提示していない業者
  • 宣伝活動が活発な業者
  • いきなりリフォーム工事を勧める業者

もっと詳しい内容は「プロ直伝!特殊清掃会社で悪徳業者と優良業者を見分ける方法」でその詳細をお伝えしていますので、特殊清掃業者に依頼予定の人は、絶対に目を通しておいてください。

8.まとめ

この記事では、孤独死清掃の費用目安とその費用を負担すべき人をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。少しでも無事にその部屋の清掃するためのお力になれたのでしたら、うれしく思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

あなたが抱えている「特殊清掃問題」は、
私たちが必ず解決いたします!

特殊清掃の100%無料現地見積りを受付中!

  • 自分で部屋を清掃したいが、心情的にとてもできない
  • 死臭が部屋から漏れ出し、近所から苦情がきている
  • 一人で亡くなったことを思うと、後悔の念で何もできない
  • 遠方だから自分たちで部屋を清掃できない
  • 身内として、その遺体現場の衝撃に耐えられない
  • 大家からすぐに部屋を片付けるよう迫られている
上記のどれか1つでも当てはまる人は、私たちまでご連絡ください。あなたに代わって「特殊清掃問題」を解決いたします!

しかし、その料金金額が気になりますよね。そんなときは、まずは無料現地見積りをお申込みください。 見積り当日中に正確な特殊清掃料金の総額を知ることができます。

>> 無料見積りはこちら <<

 

コメントを残す

*